英会話の勉強は何から始める?最適な方法や無駄な方法は?

英会話の勉強は、英語の基礎をインプットするのが先!
インプットをしてからアウトプットをする・・ってことは当然といえば当然です。

日本語や英語に限らず「ことば」にはルールがあります。
ルールを知らないで「ことば」をしゃべることはできませんよね。

ルールをインプットしてから、
しゃべるというアウトプットをしていきます。

英会話のルール・英語の基礎を最初にインプットするのが早道なのです。

だって、

「買い物をするフレーズ」や「ホテルでのチェックインをする時のフレーズ」などを
覚えていても、

自分が説明したいこと、

自分が言いたいことは、とっさに英語が出てきません。

複雑なスチュエーションで説明する場面になると、

「Well , sorry , I don’t explain that ・・ 」

あとはジェスチャーと単語で・・終わり!

英会話がスムースに続かないのです。

英語のルールを理解していないと、
スラスラと英文を作ることができないのですよ。

だから、

「英会話の勉強は何から始める?」の最適な方法は、

英語の基礎をインプットする!
です。

そして、

無駄な方法・もったいない方法は、英語の基礎が分かっていないのに、
「オンラインレッスン」や「聞き流し英会話」「シャドーイング」だけを始めてしまうこと!

せっかくの「オンラインレッスン」で、25分を台本を読んで終わり・・だけでは、
もったいない時間の使い方だと思います。(ホントもったい体験をしましたよ!)

「オンラインレッスン」は、自分の書いた英文チェックと発音チェックをしてもらう。
自分が話す英語が英語の感覚にマッチしているか?
・・の、チェックをしてもらう「オンラインレッスン」を実施すると
良い効果がでると思いますよ。

この記事では、

  • 英会話の勉強は英語の基礎をインプットするのが先だよ・・
  • 英語の基礎を理解してから次のステップに進むのが大切だよ・・

っていうことをお伝えしていきます。

英会話の勉強は何から始めるのが良いか悩んでいる方には参考になると思いますので読み進んでみてくださいね。
50歳・60歳・70歳・80歳の方・・
年齢は関係なく同じ順序ですよ。

英語の基礎!

そもそも「英会話」は、英語の基礎の応用編です。
まず初めに英語の基礎を勉強するのは、
「英会話」の勉強で遠回りのようで実は近道なのです。

英語の基礎って、
◆語彙
◆文法
◆リスニング
の3つです。

語彙・文法・リスニングの3つはリンクしていますから同時にコツコツと練習をしていくことになりますよ。

インプット!

冒頭でもお伝えしましたが、インプットをしてからアウトプットをする。
英語の基礎をインプットしていきます。

先ず、インプットの最初は「リスニング」から。
英語の音に慣れる必要があります。

リスニング!

赤ちゃんだって耳から聞こえてくる音に慣れてから
同じように声に出して徐々に単語からフレーズへと進化していきますよね。

とにかく、よく聞く。

英語の音は、日本語にない音があります。
ひたすらよく聞いて真似をしていきます。

英語の音(フォニックス)を何回も何回も聞いて、
真似をして言ってみる。

フォニックスの詳細はここをクリックすると
フォニックスの記事に飛びますよ。
日本語にない音を説明していますので読んでみてね。

真似をするやり方は、
赤ちゃんが「ことば」を覚える時と同じですよね。

パパやママが単語を何回も何回も聞かせて、
ついに、
「パ・・パ!」や
「マ・・マ!」って、
やっと言ってくれます。

英会話の練習だって同じこと!
舌を歯ではさんで発音をする「th」があったら、
丁寧に同じことをして、

例えば「Thief (どろぼう)」があったら、
ちゃんと舌先を上下の歯で軽くはさんで、
「(th)シ~」
最後のエフは上の歯を下の唇に触って
「フ」・・と発音する。

舌と歯がスムースに自然に動くところまで
何回も練習しますよ。

一度、舌や唇が覚えたら次は簡単。
考えなくても自然に舌や唇が正しい位置に動くようになります。

日本人って舌を動かすことに慣れていないし、
舌を唇から出すことにちょっと抵抗があったりします。

だから
ホントに丁寧に丁寧に自分の出す音を聞きながら練習をする必要がありますよ。

なんでも最初が肝心ですよね。

英語の音に慣れる!

フォニックスの詳細は記事でお伝えしました。
日本語にはない発音に慣れる必要があるのです。

英語の音に慣れていなければ、
知っている簡単な単語だけでも聞き取れません。
フレーズになるともっと聞き取れませんよね。

それに、

フレーズになると「リエゾン」とか「リンキング」があって、
音が混ざって変化します。

例えば、
「I did mean it.」

「mean it」の「mean」の「n」と「it」の「i」が混ざって
「ミーニ(ット)」になる。

でもね、

結局は「リエゾン(リンキング)」って、
舌先や歯、唇などの位置が正しい位置にあれば、

その音になるよね・・!

混ざって言う方が言いやすいよね・・!

っていうことだと思います。

自然にリエゾンになる筈です。

だから、

フォニックスを丁寧に発音して英語の音に慣れておくことが大切なのです。

「サイレントe」といって、そもそも言わない音もありますよ。

音に慣れる。

耳から覚える。

とにかく何回も・何回も聞いて慣れる・・のが手っ取り早いです。

それと、ネイティブの英語は速い!
「ハ~?!」ってなります。

でも、めげない!

聞くスピードを遅くしないで、最初からネイティブのスピードで何回も聞く方が良いと思います。
そのうち慣れてくるものですよ。

70歳の私でも大丈夫、慣れてきていますよ。

文法!

赤ちゃんは「ことば」の構成・文法などは理解できませんから
長い時間をかけて、聞いて、真似して・・そして、
徐々に自分の言いたいことを自分の「ことば」で話すようになっていきます。

私達大人は、すでに日本語がしゃべれます。

だから、

日本語と英語の違いを理解して英語の構成・文法が分かれば
赤ちゃんよりも早く英文を作って、話すことができるようになりますよね。

自分の言いたいことが英語で話せるようになっていく筈です。

音をキャッチして真似するのは赤ちゃんや子供の方が速いけれど、
文法を理解することは、私たちの方が理解力あります。

いろいろな教材や文法書があります。
分かり易さにフォーカスすることと、説明が丁寧な本や教材を選びましょう。

私も文法の教材をいろいろ探しました。
とっても説明が分かりやすかった「基礎英語講座NB」という講座をやりました。
こちらの記事に紹介しましたので参考にしてくださいね。

とっても文法の説明が丁寧なのです。
分からないことがあると、制作者の鈴木先生に直接質問ができます。
その解答もとても丁寧でしたよ。

英文を作る練習を沢山しますから、
自分が言いたいことを英文で作れるようになっていきます。
ホントにやって良かったと思っていますよ。

語彙!

ネイティブが日常会話で使う単語数は3,000~4,000語なのだそうです。
日本人は中学・高校で3,000語ほどの英単語を学習しているのですよ。

なので、

忘れていることを考慮しても約2,000語は知っているのですね。
あとちょっとですね。

語彙の勉強方法でやりがちなのが、
同じ単語を何回も書いて・書いて覚えていく方法。

ノートが真っ黒になるまでブツブツ言いながら書きまくる。
昔はよくやっていましたよ。

でも、

このやり方はあまり効果的ではないようです。(文法で紹介した「基礎英語講座NB」の付録にあります。)
特に年齢を重ねると、書いても、書いても1時間経過すると忘れています。

1個の単語を集中して何回も書いても同じ単語だから脳が反応しないみたいですよ。
「あれだけ書いたのに忘れたのね!」って自分を慰めて、ガックリします。

単語の覚え方の良い方法!

単語を覚える良い方法は、脳に「あれ、この単語は見たことある・・」って
脳に認識させるように回数を多く情報を入れてあげる方法が良いです。

例えば、今日は10個覚えよう・・って計画したら、
10個の単語を繰り返し・繰り返し、
イメージと一緒に10個をブツブツ言いながら覚えていく。
(書くのは後まわし)

30分続ける。
集中力って30分ほどですから・・。

1個の単語に集中しないで10個の単語を何回も繰り返して覚える。
自分でイメージした画像と一緒に覚えていく。
ジェスチャーも一緒にすると、もっと良いです。

同じ単語をできるだけ多く目にすることが大切なんだそうです。
何回も同じ単語を目にすることで脳が「覚えなきゃいけないことなんだ!」って
認識するみたいです。

10個の単語を繰り返し・繰り返し覚えて、
次の日は10個プラスして、
覚えた10個と新しい10個を繰り返す・・。

語彙の参考書で「DUO3.0」があります。
「DUO3.0」の参考書にある単語だけで「英会話」は充分ということです。

「DUO3.0」でやるとしたら、
今日は1ページから5ページまでと決めたとします。
1ページをペラペラとページをめくっていって、
何回も声に出してイメージしながら
5ページまでくり返していく。

次の日にも同じページを繰り返す。
調子よく覚えていたら1ページから10ページまでにしてみる。

「DUO3.0」の紹介記事はこちらです。
日記の書き方と一緒に紹介しています。

徐々にページを増やしていって最初の1ページから5ページは
覚えたようだったら6ページから15ページまで見ていく・・
みたいに、
何回も何回も繰り返し見慣れた単語にしていくのが良いですよ。

書かずにやるのでやり易いです。
単語を覚えることに特化するやり方ですね。
単語のイメージ画像やジェスチャーとリンクさせて覚えていきましょう。

ゲーム感覚で語彙力チェック!

スマホに無料での単語チェックアプリがあります。
「英語アプリmikan」でチェックすると楽しいですよ。
ゲーム感覚でできます。

間違うとビックリする音でブ・ブ~って鳴ります。
正解数によって「よっ!天才」とか「キミはホントに秀才だね」って
拍手と音楽で褒めてくれます。

なので、

人がいる場所ではイヤホンを使った方が良いです。
ネイティブの発音も聞けますよ。

有料もありますが、無料だけでも充分チェックできます。
スマホにインストールして空き時間にチェックしましょう。

英語アプリ「ミカン」のサイトはこちらです

アウトプット!

ひと通りのインプットをしてからアウトプットの練習をしていきますよ。
英語の音やルールが分かっているとアウトプットが充実します。

英語ネイティブが日本語を覚える順序は、
①聞く
↓↓↓
②話す
↓↓↓
③読む
↓↓↓
④書く

ということです。

日本語はとっても難しい言語で苦労するみたいですね。
日本語と英語とでは文の構成が逆なのでお互いに苦労するのかも・・

アウトプットする順序は、聞く・話す・読む・書くの順序を真似していきましょう。

聞く・話す練習!

聞いて覚えたフレーズや自分が言いたい英語を声に出して言ってみる。
声に出すことが大切です!

オンラインレッスン!
英語の基礎が分かれば、オンラインレッスンに参加して英会話の練習をします。
自分の英語の発音や英文をチェックしてもらう良い練習の機会です。

その時は、
初めは日本人の英語講師の方が良いです。

自分の英文の間違いなどの説明は文法の話しになります。
なので、
日本語で説明される方が理解しやすいからです。

オンラインレッスンの講師と趣味や好みが合う人を探すのもモチベーションが上がります。

孫のような年代の海外のお友達ができると、
そこから世界が広がって楽しい経験ができますよね。

英語のお友達探しでオンラインレッスンを活用するのもアリです。

ひとり英会話!
英語を話す相手がいればとても良いアウトプットの練習になります。

お孫さんがいれば一緒に英会話を覚えていけますよね。
一番良い練習相手になる筈です。

お孫さんがいなければ、ペットと話す時は英語にする。
返事はかえってこないけれど、返事のつもりで自分で言っちゃいましょう。

観葉植物のお世話をする時には英語で声かけをしてお世話をするのも練習になります。

独り言は英語でブツブツ・・。

等々

声を出しての練習機会は探せばありますよね。
声に出して話す・・「ひとり英会話」はとっても良い練習になります。

読む・書く練習!

読む練習や書く練習は「英会話」が何となくスラスラと
できてからでも遅くはないですよね。

読む練習は矢張り「英字新聞」の購読が良いです。
でも、自分のレベルにあったものでないと挫折します。

「The Japan Times Alpha」はジャパンタイムズが週刊で発行しています。
和訳が載っているので英語初心者にも勉強になります。
定期購読で月1,250円ということは、毎週300円ほどで読む練習ができるのでコスパが良いです。(2023/1/6号より価格の改定があります。月1,450円。1部380円となります。)

ジャパンタイムズアルファはここをクリックするとサイトをチェックできます。
↓↓↓
The Japan Times Alpha

「Mainichi Weekly」や「Asahi Weekly」などもあります。
ウエブには新聞記事をリスニングもできますよ。

書く練習には、
「日記を書く」のが、とっても良い勉強方法です。
自分のレベルで書くことになりますから英語力のチェックができます。
自分のレベルが確認できますね。

日記の記事はこちらにあります。
「DUO3.0」のことも紹介していますよ。
チェックしてみてね。
日記の書き方のヒントを紹介しています。

ネットの無料アプリで「グラマリー」があります。
「グラマリー」のアプリを使うと文章チェックやスペルチェックができます。

ツイッターなどにチェックが終わった英文を投稿するのも良い勉強方法です。
世界と繋がりますね。

グラマリーのサイト紹介も日記の記事の中にあります。

試験を受けてみるのも良い方法です。
英検やTOEICなどの試験を受ける。
versantの試験はおうちで受験できるので簡単です。
versant(バーサント)のことはこちらの記事で詳細が分かりますよ。

英語の勉強は続けることが大切。
毎日すこしづつ続けて、習慣化してしまうと良いですね。

まとめ

英会話の勉強方法をお伝えしました。

英会話の勉強は海外留学をしなくてもできますね。

英語の基礎を理解してから、
毎日コツコツと積み上げて自分で表現できる英会話の幅を広げていく。

常にアンテナを高くして手軽にできる英語アプリや
英語の勉強方法をゲットしていきましょう。

毎日・毎日英語に接していけば英語脳に切り替えていけます。

英語は生涯学習です。

大いに脳を活性化していきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました。
ストレスにならない程度で、でも、頑張ってみましょうよ!

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