phonics(フォニックス)は英語の音です。
文字の音の素を覚えて発音していくのですね。
英語圏の子供達は5~6歳の頃に文字を見て読み方を学ぶために始めるようです。
「bーbーbーbーbee!」「ブ、ブ、ブ、ブ、ビー!」みたいに、
「b」と書いたカードを子供達に見せながら英語の音と文字を結び付けていくのです。
我々日本人は、発音記号は一応勉強します。
だから、辞書の発音記号を見れば大体の読み方は理解できます。
でも、
ちゃんと英語の音で発音できているのかちょっと不安。
「フォニックス」が大切になります!
フォニックス!
フォニックスは英語の音の素なのですから誰でもできます。
年齢には関係なくできちゃいますよ。
真似をすれば良いのですから。
それに、
発音記号を勉強してありますから、
フォニックスとリンクすれば良いので、
すんなりと入っていけると思いますよ。
おもしろいユーチューブサイト
いろいろ参考になるサイトがありましたから紹介しますね。
「あいうえおフォニックス」というユーチュブサイトがあって、いろいろ紹介されています。
英会話のフレーズも楽しく紹介していますので覗いてみてください。
↓↓↓
あいうえおフォニックス
英語と米語にもちょっと音の違いがあります。
英語と米語のフォニックスも覗いてみてください。
おもしろいです。
これもユーチューブにありました。
アメリカン英語のフォニックスです。
↓↓↓
アメリカン英語フォニックス
英国英語のフォニックスです。
↓↓↓
英国英語フォニックス
サイレントする!
フォニックスには、発音ルールというのが多くあります。
それに、やっかいな例外が多いようですが、
例外だからその時にインプットすることにしましょう。
おもしろいのが「サイレントe」というもの。
母音が2個ある単語の2個目はサイレントにする・・つまり読まないということなのです。
例えば、
「make」は、「e」は読まなくて良い。
「eat」は、「a」を読まなくて良い・・というルール。
そういえば言っていませんよね。
慣れることを先にして「・・ヘ~エ、サイレントって言うんだ・・」の方が、
覚えやすいと思います。
発音記号とどう違うの?
フォニックスと発音記号って違いはなんでしょうか。
フォニックスって昔は学校ではやらなかった記憶があります。(四半世紀だもの・・)
学校では「ABCの歌」を覚えて、発音記号の読み方をマスターしていきました。
調べましたよ。
ウィキペディアでフォニックスを引用しますと、
フォニックス(phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。
出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
発音記号を引用します。
発音記号とは、言語の発音を体系的かつ忠実に表記する場合のために編み出された人工的記号のことである。
出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E9%9F%B3%E8%A8%98%E5%8F%B7
音から覚えるのがフォニックスで、目からが発音記号ということでしょうか。
英語の音が大切なのにね~エ。
カタカナ発音になってしまった人が多い原因かもね。
私達日本人は、ローマ字を覚えていますので混乱するということもあるかもですね。
幼児から英語をインプットの人は絶対フォニックスからですね。
70歳からの人は発音記号がすでにインプットされていますから、フォニックスは、ユーチュブで聞いて声にだして練習しましょう。
発音記号がある程度インプットされている我々には「なるほど!」って頭のスイッチがパチって入りますよ。
発音記号をおさらいしておきましょう。
日本語にない発音!
音を発声するということは、そもそも鼻から取り入れた空気・息をどこでせき止めて、
せき止めた所から息を出す時に音が誕生する・・っていうことです。
息を出す時に音が出来るのですから、どこでせき止めるのか・・が重要になって音が変化するのですよ。
で、
英語には、日本語を話す時には使わないせき止め方があるので、
知っておかないと英語の音が出せないということになります。
日本語を話す時には使わないので慣れる必要があります。
ちょっと練習する必要がありますよ。
舌と唇の位置が同じ!
舌の位置が同じで音が違ったり、
唇の動きが同じで音が違うもの・・等をまとめてみました。
p-b
日本語でも「パピプペポ」っていう時は、
唇を上下に合わせて息を出す時に上下が離れます。小さく破裂しますよね。。
「パ」は「Pa」なので母音をなくします。
そうすると、音は「P」の音・小さく破裂します。
この時は無声ですね。
これを有声にすると「b」になりますよ。
唇の位置は全く同じです。
t-d
上の歯の内側の歯の付け根辺りに舌をつけて、
息を出す時に舌を離す。これも小さく破裂した音が鳴ります。
無声が「t」で有声にすると「d」になります。
マイクを使ってボイパをやる時にはドラムの効果がありますよ。
k,c,q-g
声を出さずに笑う時って「クッ」で表現します。
その時って、舌をちょっとひっこめて舌の奥が盛り上がり息がせき止められます。
そこから息を出すと小さく破裂して音が鳴ります。
それが「k,c,q」無声です。
有声にすると「g」になりますよ。
f-v
上の歯を下唇にそっとつけて息をせき止めてから息を出します。
「f」の音です。
上の歯を下唇につけないとせき止められないからロウソクを消すだけになりますよ。
音が違ってきます。
ちゃんと下唇につけましょう。
それを有声にすると「v」になります。
s-z
上下の歯を近づけて息をもらしていきます。
舌はどこにもついていません。
日本語の「シ~」っていう時よりアゴの力を抜いた感じです。
それが「s」です。ボーカルを練習する時に腹筋の練習で必ず実施する「s」と同じ音ですよ。
無声の音です。
有声にすると「z」です。シマウマの「zebra」の音ですね。
∫-ジ
唇を軽く丸めて舌は上あごに近づけて「シ」、日本語の「シ」より強い音です。
無声が「∫」
有声にすると「ジ(З)」になります。(このジの発音記号が出てきませんでした。3に似ている記号です)
Θ-δ
「th」の発音も日本人にとっては注意が必要な音です。
舌を上下の歯の前に出すことがなかなか難しいことです。
舌の力が日本人は弱いと感じます。
あまり舌を動かすことをしないので前に出すなんて・・
うんと頑張って前に出す練習をしましょう。
上下の歯で舌を挟むのです。
かなり舌が前に出ないと「th」の発音はできないと思いましょう。
無声が「Θ」でありがとうの「thanks」ですね。
有声が「δ」で「That」や「There is」の「th」の音です。
舌と唇の位置を少し動かす!
舌の位置を少し動かすだけで音が違うものと
唇の位置を少し動かすだけで音が違うものをまとめますよ。
l-r
日本人の苦手とする発音ですよね。
でもあまり気にしすぎるとへんな音になってしまいます。
簡単です!
さっきの「tとd」の時と同じ舌の位置です。
上の歯の内側の歯の付け根辺りに舌をつけて、
舌をつけたまま有声にすると音が鳴ります。
それが「l」の音です。
そのまま舌を離してひっこめると「r」になります。
舌はどこにもついていませんよ。
舌に力を入れすぎないようにした方が自然です。
よく発音練習として「Light」と「Right」が出されます。
ちゃんと舌を上の歯の付け根につけて「L~ライ(t)」が「Light」
舌を離してひっこめて唇を前につぼめて「w」の「ウ」を言ってから「w ~ライ(t)」が「Right」です。
右の「Right」が苦戦しますが、前に「ウ」を言ってから発音すると音が違って英語らしくなりますよ。
m-n
上下の唇を閉じて音を出すと「m」の音。
ハミングの音です。
上下の唇を開いて舌は上の歯の付け根につけて音を出すと「n」の音です。
鼻の方に音が響きますね。
その他!
母音の音もいろいろありますね。
特に注意するものだけを書き出してみます。
エの唇でア
発音記号が「ае」の隣り合わせでくっついている発音。
「エ」の唇で「ア」を言います。
「apple」「cap」がそうです。
アの後にrを入れる
「hard」や「nurse」などは母音を言ってから舌を引いて(丸めて)「r」の音を出します。
なかなか難しいと感じます。
音をよく聞いて練習することが大切ですね。
w
唇を前につぼめて出す音が「w」「ウ」です。
日本語の「ウ」より唇が前にでる感じですよね。
「woman」などは唇を前に出してちゃんとつぼめてから「ウ~~ウ~マン」っていう感じです。
η
舌の奥の中心が上の壁について離す時にでる音「ング」が「η」です。
鼻に響きますよね。
「~ing」の音です。
まとめ
以前、英語の歌を研究したので大体の音は分かっているつもりでした。
詳細にチェックするとなかなか完璧にはほど遠いって感じましたよ。
セブンプラスイングリッシュの特典に「スギーズ式メソッド・英語発音完全マスター」というDVDがありました。
「(株)スギーズ英語発音教育研究所・代表取締役社長 杉本正宣」とありましたのでググってみました。
ありました!
↓↓↓
スギーズ式オンライン
オンラインでも受講講座をやっています。
興味がある方は、チェックしてみると良いと思います。